最近は、顔のたるみで悩み、治療に訪れる方が増えています。
女性の約8割が乾燥肌という統計もありますが、顔のたるみの解消に保湿が大切であることをご存知でしょうか?
顔のたるみと乾燥がどう関係しているか、その点を顔のたるみの治療をどう活用できるか、考えてみましょう。
お肌が乾燥していると、お肌の新陳代謝がうまくいかなくなり、お肌のハリに必要なヒアルロン酸やエラスチンを生成する能力も
低下してしまうため、顔のたるみを引き起こしてしまいます。
逆に、お肌が十分潤っている状態ですと、内部の血流も良くなり、
新陳代謝が活性化しますし、バリア機能も正常に働くので、
肌トラブルが起こりにくくなります。
つまり、乾燥や保湿は、お肌にとっては、良い意味でも、悪い意味でも
相乗効果が出てしまうと言うことになります。
では、その点を治療にどのように生かせるでしょうか?
お肌の保湿効果を高める方法として、まずできるのが、正しい洗顔です。
洗顔は、お肌の汚れを取るために必要なことなのですが、必要な皮脂などを洗い流してしまうこともあり、お肌にとっては負担です。
ごしごしこすらない、洗浄力の高いクレンジング剤を控える、洗顔後はクリームなどで乾燥を防ぐなどの対策を怠らないようにしましょう。
さらに、体の内部からの治療も大切です。
お肌を含め、体は食べたものからできています。
コラーゲンやビタミン、ミネラル、アミノ酸など、お肌の潤いを高める栄養素を積極的に摂取するとよいでしょう。